nobcha23の日記

PICマイコンやArduinoを使う電子回路遊びを紹介します

nano VNAでインダクタンスを計る   I measured the inductance of coils by using nano VNA

エアバンド受信機キットの改良を検討中です。キットの感度を上げるため、LNAを追加しようと思っています。安易に受信機前段に裸でLNAだけ接続すると、いろいろなノイズも増幅し、IMとか、イメージなど悪影響でノイズだらけになり却って逆効果になります。
I'm looking forward to improving the airband receiver kits. To increase sensitivity, I shall add LNA. To add the bare LNA, we may be suffered by several noise as IM and the image signals.



そこで、フィルター+LNAにしようと思います。フィルターは受信機キットについているフロントエンドフィルターが参考になります。
So I will add the bandpass filter prior to LNA.

そうなるとコイルが必要で、コイルインダクタンスを計る必要が出てきました。PIC利用LCメーターとかArduinoへ移植したLCメーターがありますが、そういえばnanoVNAを使ったらどうかと思い付きました。LCメータースタイルなら、Cと共振させ共振周波数と基準Cからインダクタンスを計算と言うのが思いつきます。
To make up the filter, I shall measure the inductance of the coils. Instead of the Arduino LC meter, I will divert the nano VNA.

いやいや、よく考えてみたら、40dBATTを作ったときにnanoVNAのスミスチャート表示で50Ω-1.xnHと表示されているのを思い出しました。nanoVNAのスミスチャートでインダクタンスがわかるのを忘れてました。
Then I remembered that the nano VNA was displaying the Smith chart value ie; xxΩ+yynH.

そんなことを考えていると、丁度トラ技11月号の連載記事の中に47Ω+未知コイルを繋いで計測と言うコメントがあり、次のような治具を作り測定すればよいようです。
さて、作るなら50オームがスミスチャートの中心位置から始まるのでよかろうと、100Ωチップ抵抗並列の50Ωで治具を作り測定してみることにします。
At that time I saw the article of measuring unknown coils on "Transister Technical magazine NOV 2022".
The auther was using 47ohm connecting with unknown coil.
I thought that the genuine 50ohm's chart should be staying on the center of Smith chart. I made the jig with the two 100ohm tip resisters.

使ったパーツ類
治具のメモ

LCメーター作ったときに測定実験用に使ったインダクタ類とか、空芯コイル、トロイダルコイルなどを計ってみました。LCメーターを作ったときは精度を気にしてましたが、今回のnanoVNA]¥でのインダクタンス測定は自作空芯コイルなどが中心になりそうで、精度なんかより、周波数特性がわかるのが実用的に面白いです。空芯コイルはコイル変形でインダクタンスを調整するので、精度より重視ではないんですよね。。
I tried a number of coils in my parts box. This method is very well to see the frequency depending value on the chart.

測定実験に関しては追ってまとめてみます。
I will report furtherly later.

Coil jig


[]


Arduino could simply measure L and C. - YouTube

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