nobcha23の日記

PICマイコンやArduinoを使う電子回路遊びを紹介します

昇圧型DCブースト回路  説明5

低い電池電圧でもDCブースト回路を使用すると
LEDが駆動できる電圧を作り出せます。
この回路を使用するときの注意事項は次です。
①ダイナミック点灯と同じようにピーク電流点
灯となります。従って、LEDのピーク電流定格
に注意し、流す電流をチェックしておく必要が
あります。
②Vfが定格約2.5VのLEDでも2.2V付近から微かに
光り始めます。従って電池電圧2.6Vの場合には
LED2個直列が好ましいです。
③PICでLED駆動する時には直列抵抗でLEDに流す
電流動作点を決めます。しかしこの直列抵抗は
無駄な電力を消費します。DCブースト回路では
直列抵抗が不要なので、抵抗での消費分はなく
なり、より良い効率となります。
④良いことずくめのDCブースト回路のようです
が、欠点もあります。それはスイッチングノイ
ズです。特にPICはノイズで影響があると誤動作
するので、電源にはデカップリングコンデンサ
を入れます。


今まで別の実験の記述は次のところにまとめてあ
ります。
http://chitose6thplant.web.fc2.com/  

左側「PIC10,12,16などに別けて入り口あり」
→「更に目次アリ」