nobcha23の日記

PICマイコンやArduinoを使う電子回路遊びを紹介します

PICのEAGLEデータ取得方法 How to get EAGLE data for PIC micon.

昨年の秋にPIC16F1829を使う基板を作ってみたいがEAGLEのデータがないとぼやいていました。自分で作ったら良いでしょうとのコメントもいただきEAGLEの勉強などしておりました。
I had complaint not to get EAGLE data of PIC. Some friend had given advice to make it by myself.

ところが、MICROCHIPのEAGLEデータ宝庫があったんです。探しっぷりが足りませんでした。さっそくダウンロードしました。However there is treasure warehouse of MCROCHIP. I had not searched it enough.

今までのLCD+ICSPピンヘッダ+i2cピンヘッダ+簡易周波数カウンタ機能を盛り込んだPIC16F1827基板に対して、更にRTCを盛り込みたいと思っているのですが、実装面積確保のために表面実装するか、そうするとRTCも表面実装なのですが、手持ちのRTCは秋月のRTC-8564ではなく、RTC-8583なので、そっちにするかなどと思って逡巡してます。 To pack much circuit I should adopt surface mounting parts.

ところで、MICROCHIP社のEAGLEデータですが、次のような仕組みです。(Microchip社とAccelerated Designs Inc.は協力し合ってマイクロチップ製品のユーザに対して回路図記号図表記やPCBのフットプリントを提供します。回路図記号図表記やPCBのフットプリントは中間フォーマットで用意され、Ultra Librarian Readerによって主流のEDA CAD/CAE設計ツールで使えるようになります。詳しくはUltra Librarian on Accelerated DesignsのWEBを参照下さい。Cadence Orcad Capture Cadsoft EagleがEAGLE用のデータのようです。)

CAD/CAE Schematic Symbols and Footprints by Accelerated Designs Ultra LibrarianでUltra Librarianをダウンロードしてインストールします。
CAD/CAE Schematic Symbols and Footprints by Accelerated Designs Ultra Librarianで必要な部品のBXLファイルをダウンロードします。今回の場合はPIC16F CAD/CAE Schematic SymbolsのZIPファイルです。(解凍すると.bxlファイル)
③解凍したBXLファイルをダブルクリックすればUltra Librarianが起動します。画面でCADソフトを指定して(今回はEAGLE)、スクリプトファイルを作ります。
④次にEAGLEを起動します。ボードエディタ画面でFILE→EXECUTE SCRIPTで、作ったスクリプトを実行します。部品シンボルのライブラリができあがるのでLIBRARY->USEでライブラリー登録します。

Step 1: - Download and install the Ultra Librarian software
Step 2: - Download the zip file for the desired product family
Step 3: - Open the zip file and find the desired part and open the file to start the Ultra Librarian software

JF1VRRの無線日記を参考にしました。情報ありがとうございます。

ちょっと処理ステップはいくつかありますが、マイクロチップ純正の回路記号(ちょっと横長で面積取り過ぎ)と欲しかったフットプリントが入手できました。

EAGLEで基板つくりとなると参考に本があると便利です。
後閑先生の本が単行本で有名ですが、この本では自作を目指しているためなのか、
EAGLEで便利機能のオートルータ説明が扱われていません。



私は古いトラ技、次の本を愛用しています。
トランジスタ技術 (Transistor Gijutsu) 2011年 10月号 [雑誌]