掲示板で質問受けました。
gabonator/DS203版という新規操作性を備えたDS203があります。これをインストールして使った方から、画面控えのBMPが取れないのだが、原因分かりませんかと言う質問ありました。
gabonator/DS203版は以前から知っていましたが、まだインストールしたことがなく、ともかく内容を調べてみようかと思って、該当のGITHUBのWEBページを訳してみしました。
原典:https://github.com/gabonator/DS203/tree/605f1e22abfdd9e3558165ab6153d6398c86f134
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
DS203用のカスタマイズファームウェア
DS203はオープンソースのオシロです。製品のユーザフレンドリーとは言いにくい操作性に改善と機能アップを目指して設計変更してみました。ソースはC++でウィンドウやLINUXでコンパイルできます。開発速度を上げるためにこのアプリをWIN32でコンパイルすれば、ファームウェアをコンパイルしてDS203上へアップロードする前に新機能を試験することができます。ウィンドウユーザの場合はVISUAL STUDIO2010プロジェクトファイル(Build/desktop_win32)があります。ARM CORTEX M3対応のファームウェアをコンパイルする場合はBuildホルダーの中にスクリプト(arm_win32 for win32 platform, arm_linux for linux platform)が用意されています。
このファームウェアを試すにはDS203をお持ちの方は次のことをやってください。
Bin/GAB_N1.hex (数字はDS203ソフトのどのAPPスロットを使うかで、NはDS203の新ハードを示しています。GAB_O1.hex を選ぶと旧ハードDSO用になります)をダウンロードします。
USBつないで、第一ボタンを押し続けながら電源をオンします。
DSO203表示が{DFU tool}となり、MyComputor上にUSBデバイスが現れます。4. HEXファイルを指定して、オシロにコピーします。
うまくアップロードできたら、USB表示はいったん消えて、また現れます。アップロード中にエラーが出ること(と言っても心配なく、ファイルはアップロードされるようです。DFUプログラムのバグのようです)があります。
電源を切ります。. どのボタンも押さずに電源を入れます。
ファームウェアを作ってみたいが、GITHUBを使いたくない開発者の場合は次になります。
右側の「Download ZIP」をクリックして全部のリポジトリ−をダウンロードします。
ビルド用のスクリプトであるBuild/arm_win32/_makefile.batを走らせます。
このプロジェクトをビルドするにはARMのGCCツールチェーンが必要になります。ビルドスクリプトでは自動的にダウンロードしますが、自分用にツールチェーンが必要なら、makefile.batにあるCBASEの内容を変更してください。
ツールチェーンの正式なダウンロードは次の36MBになります。
もしリンクが切れていたり、tar.bz2解凍がうまくいかないときなど小生のWEBから必要最小限バージョンをダウンロードできます。
http://pub.valky.eu/arm-2011.03-lite.zip
色々な情報はホームページにまとめています。