nobcha23の日記

PICマイコンやArduinoを使う電子回路遊びを紹介します

PIC10F320/322のAN1333アプリケーションノートの紹介

PIC10F320/322の周辺新規回路のアプリケーションノートの紹介です。
AN1333 マイクロチップ社 DS01333Aを引用します。

              • 引用始めーーーーーーーーーーーーーー

AN1333 マイクロチップ社 DS01333A参照
内部温度センサーの使い方と較正法
始めに
多くのPIC16ファミリーには内部温度センサが搭載されています。たとえばPIC16F72xと、あPIC16F1xxxとかPIC12F1xxxファミリなどです。内部で温度センサーは図1に示すように、ADC入力選択集合回路につながれています。詳しくは各デバイスのデータシートを見てください。
こえっらのデバイスには内部トランジスターの接合閾値電圧を使う温度依存可変電圧を作り出す内部回路を使っています。このセンサーでは−40℃から+85℃の範囲で素子の温度を測ることができます。正確な値が欲しい時はユーザの方で較正が必要になります。

温度表示器として用いるには
温度センサを動かすビットと動作モード選択をデータシートの温度センサーの章に基づいて設定します。
このセンサーは温度依存性のある電圧であるトランジスターの接合電圧(Vi)の温度計数を使っています。高レンジモードでは温度での変動を大きくするために接合の数を増やします。低レンジモードでは数を減らしますが、そのため広範囲の動作電圧範囲(図3を参照)で使えます。
単一デバイスにおける測定された温度でのVi変動は次のようになります。
式1 Vi=0.659−(温度℃+40)*(0.00132)

2種類のモードに対する出力電圧式は次になります。
低レンジ Vtemp=Vdd-2*Vi
高レンジ Vtemp=Vdd-4*Vi
ここでVtempはセンサーのアナログ電圧値です。
Vddは素子の供給正電圧値です。
Viは素子の製造プロセスで来ますトランジスタ閾値電圧です。
式1の動作モードを入れると式3になります。
ーーご注意ーーーーーーーーーーーー
モードを選ぶ際に注意が必要です。低い温度ではViは高々0.75Vにしかならず、素子によってはVddは1.8Vということがあります。低電圧動作ではVtempが正の値になるには低レンジを使うしかありません。高レンジにしたい場合は高温度応答で温度精度を上げるために用いたいときです。
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Vtempは内蔵ADCで測ります。そのため内部信号選択回路へアナログチャンネルがつながっています。入力チャンネルを決めるには各デバイスのADCの章を参照してください。

                        • 引用終わりーーーーーーーーーーー

ということでADCにつないでやって、式1で温度を算出すればよいらしいです。先ずはやってみますか・・・。