nobcha23の日記

PICマイコンやArduinoを使う電子回路遊びを紹介します

PIC12F1822によるi2c制御で i2c LCD SCG002Bを動かせた

動きました!いくつかの障害を乗り越えて・・・。一つ目はVlcd設定です。コントラスト設定はどうするのかと思ってたんですが。よくよくカタログ見ると、Vlcdは5Vにせいというんです。Vddは3Vで動くんですが、Vlcdは4V以上にしないと表示でません。それが判って、とりあえず、VddもVlcdも5Vにして動かしました。二つ目はコード空間、このLCDモジュールには色々な言語セット文字が入っていて、今までのLCDだと0x20以上に入っている普通のASCII文字が0xA0以上にありました。今まではアルファベットは0x20空間で0xA0だとカナ文字だったのが、アルファベットが0xA0以上となっています。とりあえずASCIIだけ使うことにして、DATA出し時に0x80を|することにしました。

この液晶の信号端子にはL型のタブがついていて、これならブレッドボードにさすのに良いワイと思ってました。ところが、どっこい、ピッチが1.8mmなので、こんな感じで股をおっぴろげないとブレッドボードには適合しませんでした。

実験用表示はPICFUNのストリナLCDテスト用プログラムをお借りしました。後閑先生に感謝します。

・・・・・・それで、ストリナLCD制御のコマンドをもう一度見て
みたら、拡張コマンドのSET Vlcdというのが使われています。こ
の液晶でもおなじはずとコマンドリストをもう一度詳細に見ると
コマンドの一番最後にSET Vlcdというのがあり、拡張コマンドで
設定します。
ということはどうもデフォールトで立ち上げると、オンチップの
チャージポンプ回路は働かず、Vlcd供給電圧が使われるみたいで
す。オンチップチャージポンプを使う場合はVlcd端子は適正なコ
ンデンサでVddにつなぐ必要があるようです。まだまだはやとちり
でした。


その後色々努力あって、2.4Vで動作する回路接続、プログラムできました。次のページです。
http://chitose6thplant.web.fc2.com/
PIC12F1822のMSSP使用i2cマスター実験(1)(2) デジットで買ったSCG002Bをつないでみた
左側メニューの「アイスクエアドシー」から入り、一覧表の4番目からも同じページにいけます。

      1. +

この実験の回路図とか設定に対する話について、次のブログに続きがあります。
http://d.hatena.ne.jp/nobcha23/20120611/1339400296

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