nobcha23の日記

PICマイコンやArduinoを使う電子回路遊びを紹介します

74HCU04APフランクリン発振回路によるLC比較測定法でのL測定値取得実験

74HCU04Aによるフランクリン発振回路でL測定実験です。

フランクリン発振回路を使ったLメータは、発振回路と周波数カウンタの組み

合わせです。

その使い方は、①基準回路の発振周波数F1を計り覚えておく。

②次に参照用コンデンサを負荷して発振させて、その周波数F2を覚えておく。

③そして未知のLを基準回路のLに付加(直列接続)して周波数F3を取得する。

④以上のF1,F2,F3,Crefから連立方程式を解いてLtestの値を計算して求める

というものです。(これでPICマイコンのプログラム仕様ができましたね)

 F1:1000pF+4.7μHの組み合わせで発振させる

 F2:1000pF+4.7μHの組み合せへ更にCref:1000pF±5%を並列して発振

 F3:1000pFと4.7μHと未知のL直列したものを並列しれ発振

 Ltest=((F1/F3)**2-1)*((F1/F2)**2-1)/(Cref*(2*π*F1)**2)を計算する。

 

 以上のLメータルールに従い試し測定し、エクセルで計算してみました。


  1000pF+1000pF_Cref+4.7uH

表記


10mH 10u 2t(トロイダル 4.7u 22u
F1 2399 2399 2399 2399 2399
F2 1706 1706 1706 1706 1706
F3(kHz) 50.7 1348 2326 1675 999
Ltest(mH) 9.63 0.00933 0.000275 0.00453 0.0205

 何か表記値より5%ぐらい低いです。基準にしたコンデンサーはフィルムコン

5%ものなので、まあ実力的には2%程度を期待できますから、おかしいとする

と秋月のテスターの周波数カウンタ誤差でしょうかね。

 これはちょっと調べないとね。




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