nobcha23の日記

PICマイコンやArduinoを使う電子回路遊びを紹介します

フランクリン発振回路 L測定の計算式

計算式をレビューします。
フランクリン発振回路を利用したLメータの計算式に関してもう一度レビューして見ました。
この回路の秘密はカウンタで周波数を測定して、レファレンスになるコンデンサからLの値を計算すると言うところですね。もともとのLやCや浮遊容量、残存インダクタンスなどが無視できるということで、まさにマイコン向きな測定回路になります。
ところが、実験をやるにつれ、ちょっと値が小さめにでるので計算式に間違いないかと心配してレビューしてみました。次の通り。


・・・ということはこの回路の発振周波数はLC回路の固有共振周波数だけではなくて能動回路部分が持つ時定数からも影響を受けると考えるのが良いようです。その件に関して先駆者の方がコメントされてました。興味のある方は参考にされてください。
おじさん工房にその件が触れられております。http://ojisankoubou.web.fc2.com/lc-meter/index.html
他にもTpd計算されているWEBありましたが・・・。ちょっと不明。

発振回路のシミュレーションと実験が終わったのでやっと本題のLメータに取りかかることにしましょう。