nobcha23の日記

PICマイコンやArduinoを使う電子回路遊びを紹介します

LM311 フランクリン発振回路 L測定値

計測結果は下の表です。やっぱり低めにでますね。コンデンサを秋月テスターCレンジで計ったら1000pFのJが1.2nFとでます。NEC製のポリエステルコン(黄色のチューブラー)も日通工のスチロールコン(透明でDIP)も大体多めなんですね。
秋月のいにしえ周波数カウンタを持ち出してきて秋月テスターのカウンタと比べましたが、誤差は下一桁ぐらいでした。
F1,F2、F3を計測して連立方程式を解くというのは、考え方も式も正しいと思いますし、このやり方なら浮遊容量やインダクタンスが排除されるはず。

 

LM311を
使


ったフランクリン
発振


回路

でのL
計算

   
実験



計算値


F1:(1000pF_NI+22uH)
F2:(1000pF_NI+1000pF_NE+22uH)
F3:(1000pF_NI+(22uH+Ltest))

表記


10mH 1mH 560uH 10uH 5.6uH 4.7uDIP 4.7uコア 2.2uH 2t(トロイ)
F1 1074 1074 1074 1074 1074 1074 1074 1074 1074
F2 772 772 772 772 772 772 772 772 772
F3(kHz) 49.72 159.7 209.3 892 979 977 978 1020 1062
L(mH) 9.574 0.909 0.521 0.00925 0.00418 0.00429 0.00423 0.00223 0.000467


発振周波数がこのLC固有振動数だけで決まるのかというのが次の疑問です。まあ実験としては大体収束ですね。