さて、計算式と処理の手順が固まったので、
処理手順を整理します。
これでオーストラリアの情報とか、
日本の先輩WEBをキャッチアップできたかなという感じです。
フランクリン発振回路を利用したLCメータの処理手順
nobcha(c)2010
番号 | 処理ステップ | 内容 |
1 | キャリブレーション | 電源ONかリセット時にキャリブレーションモードになり、その旨表示。スイッチがCAL側になるのを待つ |
2 | 基本回路の22μHと1000pFで発振周波数を取得する。これをF1として記憶する | |
3 | リレーをONして参照コンデンサCref1000pFを並列に付加する。そして周波数をはかり、F2として記憶する | |
Crefを基準にしてF1,F2からC,Lを導出する | ||
4 | 測定 | キャリブレーションが終わるとスイッチの状態が一旦L測定になるのを見極め、その後L測定かC測定かのスイッチ状態により計算処理(LかCか)を選択する |
5 | 周波数を測定しF3とし、F1,F3,C,Lの値から、スイッチ設定に応じLtestあるいはCtestかを計算し、Ltest値あるいはCtest値として表示する | |
6 | 周波数が低いとき(2kHz以下)はエラーにする。またL測定時周波数が低いとmH単位に切り替える。 |
後は力仕事になり、コード書いてデバッグです。