最近このブログへのたどり着き方を観察していますと、フランクリン発振回路のキーワードに関係している事例が多いことに気が付きました。
ブログ初めて2年目ぐらい(2011年?)にLCメータの試作の肝となるフランクリン発振回路の検討をやりました。発振回路に使用した素子としては74HCU04AとかLM311とかPIC内蔵コンパレータ、2SK241とか2SC3356などです。
74HCU04AとかLM311とかPIC内蔵コンパレータはLCメータ試作のため検討したのですが、2SK241とか2SC3356はその後の発展で局発用VCOを作ってみようかと思ったためです。3端子ラジオICと2SK241局発でエアバンド受信機作る一歩前まで行ったんですが、その後立ち消えで・・。
今までの検討の中ではLTSPICEで動作シミュレーション、ユニバーサル基板で試作実験などをやりました。そういえば74HCU04AとかLM311とかPIC内蔵コンパレータを使用した回路では発振周波数が1MHz以下なので、手持ちDSOで波形を観ることができましたが、2SK241とか2SC3356は局発用VCOで100MHzはを優に超えるので、DSO QUADでは無理。LM311の発振回路について、そういえばDSO QUAD3rdパーティアプリ周波数特性FFTがあったので、それで一度見てみましょう。
今回GigaST V3.0、4.0を持っているのを思い出し、スペクトラムなども見てみようかと思いついた次第です。
そういう前置きで、まずはGiagaSt V4.0を動かしてみます。
テイシンのケースに入っていますが、電源スイッチがついていない。USBケーブルは秋月のしかない・・。などの制限条件で動かします。WIN 7で動くのかなと思ってたら、XPモードで動かすみたい。これでXPモードでのアプリ動かし方わかった。
画面を出し、動いているところを確かめようと、以前に作った1.2GHzトランスバータ用1140MHzシンセサイザ局発を取り出します。これは携帯電話用のALPS製860MHzVCO(確か千石電商で買った記憶がある)を開缶しCを取り外し、1200MHz近くまで発振周波数をUPしPLLシンセサイザ利用しているVFOです。
PATIPATIPATI!動作しました。
VCOを強引に周波数をずらしているためなのか、出力にはAMP入れているのに−10dBというしょぼい出力しか出てません。ひょっとしたらGifaSTの設定が狂っているのかも・・・。Y軸設定していなかった・・。