nobcha23の日記

PICマイコンやArduinoを使う電子回路遊びを紹介します

キャリブレーション DSO QUAD

ファームウェアを更新するとキャリブレーションが必要なのだそうです。今回初めてキャリブレーションをやってみます。

較正の仕方

先ず始めに搭載アプリがV2.35以降である事を確認。そうでないときはhttp://www.seeedstydio.com/forum/viewtopic.php?f=22&t=1929"から最新のファームウェアをダウンロードする。
QUADの較正には標準電圧計(テスターで代用しました)とか電圧調整電源(電池とボリュームで代用しました)が必要になります。私は手を抜いて、電池とボリュームで代用しました。
この機能の始め方ですが、メインメニューでCH(A)が選択されているときにCH(A)の較正開始するためには較正ボタンを2秒間押し続けます。メインメニューでCH(B)が選択されているときに2秒間押すとCH(B)の較正開始になります。

1.較正モードに入ると、プローブをグランドとつなぎます。□ボタンを押すと自動的に0キャリブレが行われ、結果は次のようになるはずです。(始める前にプローブ接地が必要ですよ)
 CHA   ZERO  DIFF  voltage
50mV 0.00 0.00
 0.1V 0.00  0.00
0.2V 0.00  0.00
0.5V 0.00  0.00
1V 0.00  0.00
 2V 0.00  0.00
5V 0.00  0.00
10V 0.00  0.00

2.自動キャリブレーションが終わると"voltage"ライン50mVの所に飛びます。
 電圧源をボリュームなどで200mv-300mvに設定し(正確な電圧をテスター電圧計で測りながら)、較正するDSOの端子につなぎ、"voltage"を測定した電圧値に合わせます。
 たとえば 用意した電圧源が290mvなら、セル"voltage"-"50mv"を290mvに合わせます。ナビゲータボタンを押したり引いたりし、次の行へと進みます。

3.他のレンジに移っても電圧値に応じて操作します。例えば私が用意できた電圧源は300mv,600mv,1.2v,3v,5v(私はニッケル水素4本の電圧源しか用意できなかったので、1V以上レンジでは5vを使いました。)

 CHA   ZERO  DIFF   voltage
50mV 0.00 0.00   300mv
 0.1V 0.00  0.00 600mv
0.2V 0.00  0.00 1.20v
0.5V 0.00  0.00 3.00v
1V 0.00  0.00 5.00v
 2V 0.00  0.00 5.00v
5V 0.00  0.00 5.00v
10V 0.00  0.00  5.00v

4.次にCH-Bに移って同じようにプローブを接地(ショートして)自動のゼロキャリブレをやって、電圧源とテスターでVOLTAGEキャリブレを行います。

5.これらが全部終わるとナビゲータBボタンを押しEXITモードて終わるます。3つの終わり方が選択でき、較正データ保存せず終了、データ保存して終了、デフォールトを設定して終了です。ここでは"exit and with calibration"をナビゲータボタンAで選びその後□ボタンを押して終わります。

以前のバージョンからゼロキャリブレーションが自動化されているのか改良点のようです。
(このブログではスペース自動つめが行われるようで、数字表示が詰まります。DSO QUAD画面で詳細をご確認ください)


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