nobcha23の日記

PICマイコンやArduinoを使う電子回路遊びを紹介します

SONY VAIOとMPLAB Xは相性悪い

こんにちは、ご無沙汰です。

PC変え、MPLAB xに切り替えようとしたところ、PICKIT3のファームウェアダウンロードトラブルに遭遇しました。
PICKIT3はMPLABやMPLAB Xから開発対象PICチップ用に合わせてファームをダウンロード交換する仕様になっています。この機能がきっかけです。PICKIT3のPCとのUSB接続でいろいろ問題が発生し、MICROCHIPの開発システム関連フォーラムではファームのダウンロード機能に対して非難ごうごうです。

それでnobchaが引っかかりましたのは、SONY VGN-FE53BWと言うマシンのUSB回路とPICKIT3のダウンロード仕様の相性が悪かったという問題でした。USB電子回路が問題なのかと思って、アマゾンでPCMCIAカードのUSB−IFをわざわざ買って確かめましたが、改善しませんでした。そうなるとタスクマネージャーの問題なのでしょうか。

この問題の状況を悪化させたのは、わたしが持っていた秋月で購入した10-00424-R4と言う旧リビジョンではダウンロードでおかしくなるとロックアップしてうんともすんとも言わなくなるという現象です。そうなってしまうと、PICKIT3をあけて、内部のICSP端子に別のPICKIT2をつなぎ、MPLAB XについてくるPICKIT3のファームを書きこまないと元に戻りません。

USBのタイミングの問題なのでしょうか。USB3.0ポートだともっと悲惨な状態のようです。

この件をMICROCHIPのサービスに相談したら、10-00424-R7と言うリビジョンのPICKIT3が送られてきました。
これでもSONY機で使うとダウンロード時にロックしますが、別のPCに持っていくと再度ダウンロードすれば回復ができるようになりました。PICKIT3のケース外してICSPをつなぐより少しはましです。

それで結論ですが、MPLAB XではPICKIT3の自動ファームダウンロードになるので、SONY VAIOにつないで使えません。旧MPLABでは設定で自動ダウンロードを止め、ダウンロード問いあわせにできるので、自動でダウンロードしただんまりになるのは事前チェックできます。
家族のPCを借りて、MPLABをセットアップ、使用したいチップでダウンロードを済ませておいて、SONYにつなぎ換えて使うと言うやり方でしのいでいます。

長くなりましたが、R4とR7の違いですが、R26、R43,R46がゼロオーム抵抗チップに変更されています。

そんなことがあり、自作意欲が低下していました。ここで気を取り直して昨年仕掛だったPIC16F1827での温湿時計から再開します。