nobcha23の日記

PICマイコンやArduinoを使う電子回路遊びを紹介します

ちょっと色々と行事があって 繁盛亭

久しぶりに繁盛亭へ行ってきました。
繁盛亭上方落語協会が運営する定席です。天満天神さん裏参道脇にあります。ワタシのかすかな記憶(約50年前)によるとカメの池の前の「たこ焼き元祖」を名乗るたこ焼き屋さんがあった一角です。
伯枝さんもマクラで触れてましたが、落語・色物合わせて10人の番組(昼席の場合)が楽しめ2000円(当日は2500円)安いと言うのはその通りです。ちなみに動楽亭は演者6人で2000円ですからコスパは上です。

nobchaの場合は思い立って、自転車で北摂から聞きに行くので、各種事情から当日券となります。全席自由ですが、買った券にはナンバリングがあり順番の入場です。
12時30分になりました。玄関前で口上の後呼び込み太鼓とともに番号順に入場。一階席、二階席あり、混雑すると臨時席(パイプ椅子)、さらに正月公演などでは立見席まであります。この日は6分の入りで、舞台前席を悠々と確保できました。

この日の出し物ですが、公演後張り出されてました。
感想ですが、呂竹さんはげんきが良く、今後の発展期待株。まめださんは話しっぷりは好きなのですが、もうちょっと自信を持って、客をけむに巻いてほしいです。和歌山からの団体が遅れて入ってきてざわざわしてたのもありましたし。三金さんの鯛はきん太郎さんで2回聞いており、そうなると、独自性を期待。チキチキジョニーは高学歴女しゃべくり漫才。遊喬さんの話でははめものが上手くて後で下座の演者確認しました。鶴二さんの作文は文枝(桂三枝)さん新作らしいクサイ味わい。朝太郎さんのまじかる落語はほのぼの系。江戸落語はちょっと肌に合わず。伯枝さんは上手だけどちょっと性に合わない。梅団治さんは人の心にすっと溶け込むような話しぶりで、ねずみと言う話自体も左甚五郎の人情物でほっとさせるものでした。前方席で携帯鳴ると言う場末劇場的事故ありましたが、顔色変えず、怒りもせず、話をまとめたのは流石です。生まれがおきゃやまと言うことで話の舞台、岡山の宿場の雰囲気出てました。

繁盛亭のサービスは、終演後に演者が追い出し太鼓を聞きながらお見送りするというものです。一緒に写真を撮ったり、サインしてもらったりできます。