nobcha23の日記

PICマイコンやArduinoを使う電子回路遊びを紹介します

航空機無線用受信機のパーツセットを買ってみよう。その6。周波数カウンタを試作するが・・。

こんばんは、お盆休みに暇を利用して、以前作ったPIC使用周波数カウンタの改造にチャレンジします。

ホームページに記載のものはPIC16F628Aでしたが、ジャンク箱を探すと、PIC16F1827基板の作りかけを見つけました。この基板はPIC16F1827などの18PPIC向けでLCDコネクタ配線が基板になっているので、ユニバーサル基板を組み立てるより楽です。


まずは開発環境を整えます。以前はMPLAB IDEで開発してました。その後MPLAB Xに移行するときに使っていたSONYパソコンがバグありでPICKIT3が誤動作するというマイナー(国際的にみて)なトラブルに遭遇し、中途半端な状態でした。今回はパチモンPCは願い下げにして、余っているLAVIEを使うことにしました。

とはいえ、色々と試行錯誤があり、(たとえばCONFIG問題とか、DELAY関数のエラーとか、文字コードとか)やっと動きました。

次にPIC周波数カウンタでは最高50MHzというのが今までの経験です。エアバンドの受信機のLOCAL OSCは概略200MHzは必要です。そこで、手持ちジャンクボックスをかき回し、以前買ってあったUPB565を探してフロントエンドにつけました。

プリスケーラの実装ですが、一面銅箔基板の上にチップコン1000pFを要所要所(電源とか、プリセット端子)に立てて、その上にはんだ付けします。一面グランドなので安定動作が期待できます、

ところが、ここで老眼ミス、565だと思っていた死蔵品は566だったのです。何回デバッグしてもすごい周波数が低く見える。4分周もあればよいかと思っていたのにデュアルモジュラス対応の64/65/128/129分周でした。

それでPIC16F1827基板でのIF分オフセットカウンタはうまくいったのかをいうと、ダメでした。なぜかというと、PIC16F1827基板はINTOSCだったのです。なんか周波数がおかしいし、今一つ安定度が悪いと思ったんです。INTOSCではだめですね。甘かった。

実験佳境になったが、ここで基板を変えます。PIC16F1829基板がHS対応なので、こちらでやり直すことにしました。今回の休みはここまでにして、次にゆっくり休みがあれば再開することにします。


参考にした試作の説明。

これを改造して、10.7MHzのオフセットを盛り込んで待ち受け受信用に役立そうな周波数カウンタを作ってみることにしましたが、結局PIC16F1827基板流用を一旦着手したが、そのあと色々な事情によりPIC16F1829基板を使います

中国製エアバンドレシーバーキットの組み立てなどについて別のブログでまとめています。参考にしてください。nobcha23.hatenadiary.com


なお出来合いの周波数カウンタだと感度もよくて、10.7MHzのオフセット機能も入っていてAmazonで買えます。ただし2行表示です。

eBAYだと一行表示のものが約11ドル1200円ぐらいで買えます。
PLJ-1601-C 周波数カウンタ

参考にした試作では出来合いの周波数カウンタを使われています。
液晶 LCD 8 桁 表示 周波 数 カウンタ モジュール 1 MHz 〜 1.1 GHz PIC16F648A カウンター ユニット 測定 器 水晶 振動子 電子 回路 計器 機器

航空機無線用受信機のキットを買ってみよう。





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